カフェインホリック(Part.1&2)、コーヒー、カフェ。
のワードとともに平行して出てくるものの一つ。
「バグダッド・カフェ」 "Bugdad Café" (1987, West Germany)
アメリカの砂漠の中にあるカフェの人々。
ドイツからの旅行者ヤスミン。
つめたい砂漠の空気が、少しずつあったかくなっていく。
その様子を画面越しに見ているはずのわたしが、
いつの間にか、その温かい空気を肌で感じてる。
「いつの間にか」
映画への称賛の言葉の中で、すごいパワーをもっているこの言葉。
この作品には、「いつの間にか」がとめどなく溢れてる。
国が違えば言葉が違う、文化が違う、背景が違う。
でも、人と人が触れ合うのに必要なことは、そんなことじゃないはず。
相手の「心」と向き合える人。
自分自身に素直でいる人。
当たり前すぎて、普段考えるまでもないことだけど、
だからこそ、声に出して言わないでおくと、いつの間にか化石になっちゃうこと。
あ、また「いつの間にか」って言葉が。
この映画のすごいところは、「いつの間にか」と「ふと」という、
心に働きかける偉大な力を秘めているところ。
人と人をつなげる、ラブストーリー
バレンタイン前にあたたかい気持ちになれる「魔法」の映画。
No comments:
Post a Comment