May 11, 2015

【Movie】 Letters to Juliet ジュリエットからの手紙

 

プロヴァンスの贈り物に続き、
美しいヨーロッパに触れられる映画その2


「ジュリエットからの手紙」 Letters to Juliet (2010, USA)






イタリア・ヴェローナの風景がとっても美しい映画。


古い街並みと、画面越しに届きそうなくらいのきれいな空気感。




ジュリエットの秘書として、数多くの恋愛相談を聞き、
一つ一つ丁寧に返信していく秘書たちがとても素敵で。

なんてロマンチックな仕事なんだろう。





「ラブストーリー」という一言では終わらない、心温まる人とのつながりが、
より一層イタリアの風景を美しく見せている気がします








新しいことが必ずしもダメというわけではないけれど、

色々な想いや出来事が積み重なった古いものには、
何にも代えられない深く偉大な魅力がつまっていて、

いまもなお、そこにたくさんのものが積み重ねられているというのは、
本当に素敵で魅力的で、それに触れただけで心が一瞬で透き通るような、
かけがえのものを携えているんだろうな

そんな想いをわかせてくれた作品。



「人生を変えてくれるような映画や本、音楽との出会いなんてないんだよ。」
と、昔言われたその言葉が、ふと頭をよぎる。

そのときはいまいちよく理解できなかったけれど、
きっと、映画や本は、そのときどきの自分の状態や環境で受け取り方が変わるから、
ということなんじゃないかと今は思っています。


映画そのものに頼るわけではなく、
ただ、映画や本を見て読んで気付いた事が、
のちの自分を大きく変えてくれることはたくさんあって、
そのとき感じたことを、しっかり見つめて自分の力にしなさい、と言われているような、
そんな気がします。






【Movie】 A Good Year プロヴァンスの贈り物

 
「プロヴァンスの贈り物」 A Good Year (2006, USA)








プロヴァンスの風景

夕暮れ時、おじいちゃんと飲むワイン

家の前、一面に拡がるワイン畑

雨の中の映画の映画上映

フランス語で聴く愛の言葉

木陰のランチ



これが揃っていて、美しくないわけがない。








ストーリー云々というより、
映画自体の空気、匂い、音を楽しみたい感じ


ヨーロッパの美しさに癒されたいとき、
きっとこの映画の情景を思い出すんだろうな



マリオン・コティヤールの美しさ。

気の強いフランス人女性なのに美しいし、
仕事中の無造作な感じに色気を感じるし、
夜のマリオンなんて最高に美しい。









美しいヨーロッパの風景(雰囲気)映画コレクションが、また一つ増えました