November 16, 2014

【Movie】 Into the Wild イントゥ・ザ・ワイルド

 
映画のはなし。

運命の映画について。


心揺さぶられて、ドキドキがとまらないような、
心の奥に沈んでとれなかった黒いものが流れ出てくれるような、
ソワソワしてワクワクして、先が気になるけど、終わってほしくなくなるような、
そんな「出会えた奇跡」を感じずにはいられない映画。


そんな映画に出会えること、本当にしあわせだと思う。



そう、つまりわたしは今、映画界でいうところのしあわせ期です。




「Into the Wild」(2007, USA)







ノンフィクション小説「荒野へ」の映画化。


成績優秀、スポーツ万能のクリストファーが、大学を卒業した後に出た、人生の旅。



なんて美しいんだろう。

うつくしい映像と、美しい言葉たち。

さらに
音楽が、すばらしく「音」の役割を果たしてる。

それぞれの音たちが、それぞれの絵を際立たせていて、
持ちうる感覚のすべてが刺激されるような。


音楽がながれた瞬間、心臓の鼓動がはやくなった。











"Happiness only real when shared." 「幸せは、分かち合ってこそ初めて本物になる」



"I live where I wanna live." 「いつも、いたいと思う場所に住んでるよ」




"Call each thing by its right name." 「物事を、ただしい名前で呼ぶこと」




鳥肌。

映画を観るまえから、レビューでフレーズを見たことはあったけど、
映画を観た後の言葉の重みは、全く違うものでした。








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