January 16, 2015

【Movie】 Blue Valentine ブルーバレンタイン

 
「ブルーバレンタイン」 "Blue Valentine" (2010, USA)










何が悪い、この時がきっかけ、あの一言がなければ。

ダメな理由が言えるなら。まだ大丈夫。

「いつの間にか」の崩壊が、なによりもこわい。



お互いが幸せを感じられていたあの頃から、
「いつの間にか」ずれてしまって、気がついたらもう終わりが始まっていたとき。


始まりの終わりと、終わりの始まり。
何回交差しても、勝つのは、終わりの始まり。



一度でも「ダメ」がよぎってしまったら、どうにも出来ない女性の頑なさが、
オンナの自分から見ても辛くて、
男の人の「ごめん」に近寄れたら、もう少しは楽になるのかなって。


お互い、幸せになりたいだけなのに。
家族みんなで幸せでいたいだけなのに、なんでこんなにこんがらがってしまうんだろう。






どうにも出来ない相手の感情を考えるより、
どうにかなる自分の感情と、仲良くなれるように。


素直って、きっとそういうこと。



ブルーバレンタイン。

観るタイミングが違っていたら、何にも思わなかっただろうけど、
とても考えさせられました。


それでもまだ、永遠の愛を信じたくなってしまうのは、
わたしがまだ本物の愛を知らないからなのか、
それとも、永遠の愛はすでにわたしの中にあるからなのか。わたしの中にしかないからなのか。















ライアン・ゴズリングが、魅力的すぎて。
スーツを着ても、よれよれのTシャツをきても、どんな姿でも素敵。


この作品の救いは、ライアンの色気と、ミシェルのかわいさ。

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