昨日書いた「ココ・シャネルのスパイ秘話」の本の中でも少しでてくる、
ウォリスとエドワード。
「英国王のスピーチ」の裏にあった話。
アルバートの兄デイヴィッドが、「エドワード8世」として王の座を継いで間もなく、
アメリカ出身の人妻ウォリスと恋に落ち、結婚を決めたことで、弟のアルバートが王位を継承。
これが、「英国王のスピーチ」で有名な「ジョージ6世」。
「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」"W.E." (2011, U.K.)
は、その裏にあったウォリスとエドワードの関係を描いた作品。
監督は、マドンナ。
人を愛することに、善し悪しはないと信じていたい。
でも、こういう許されざる恋を貫く2人を見るのは、美しくも恐ろしい。
恋愛映画としてではなく、
歴史の中のひと場面として見る方を選んだのは、
この2人の儚さを、「恋愛」に結びつけるのが怖かったからなのかもしれない。
ただ、いくら「歴史」として見ていても、
この作品が「歴史」だけに収まらないのは、「いま」に繋がっているから。
「幸せ」の概念は、枠がない。
それは、時代がかわっても、変わらないこと。
毒々しさが美しいのは、罪。
ストーリーで心をもっていかれて、
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